海外でも評価の高いブッシュクラフト ナイフ [KA-BAR BK2]

キャンプ

数年前に流行ったケーバー ベッカーのBK2ですが、海外のブッシュクラフトのナイフのレビューにて、現在も尚オススメのブッシュクラフト ナイフとして評価が高くて驚き。(所有している身としては嬉しい♡)

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とか。

お高いファルクニーベンのF1やバークリバーのブラボー1も評価が高いですが、一般ピーポーも手が出しやすい価格、ガシガシ使える実用性、そしてナイフの性能性も高い。これがケーバーBK2が高く評価される理由のようです。

DBKのおバカなオランダ人デュオによる2017年のBK2のレビューでも高評価で、その2年後もバトニング部門においてもBK2の確固たる地位は健在です。

 

DBKのレビューですが、高かろうが安かろうが、良いものは良い、悪いものは悪いと正直にレビューします。そういうところが好きでファンです。

話が逸れました。まず、スペックから。

スペック

・全長約:27cm、ブレード長:約12.3cm、刃厚:約6.5mm
・ブレード材質:1095 Cro-Van
・重量:約418g
・ハンドル材:ザイテル
・フルタング
・セイバーグラインド
・Made in U.S.A.

BK2の良さ

で、なにがいいの?ってポイントですが、

・バトニング、チョッピング能力が凄まじい
・フェザースティックもそこそこ
・研ぎやすい
・刃が長持ちする
・ラフに扱ってもビクともしないというか、これぶっ壊れないやろ…ってくらい頑丈

1095は他社でも使用されていますが、ケーバーの1095 Cro-Vanという鋼材が、ナイフのレビューサイトで絶賛されています。(上記の研ぎやすいのに、刃持ちする。しかも頑丈)

しかし万人向けではない

針葉樹みたいな柔らかい薪や売ってるような薪しか使わねーって人には必要ないかなぁ。モーラとかの小振りなナイフで十分かと。

現地でチョッピッングして薪を調達するんやーとか、広葉樹の硬い薪をバトニングするんやーとか、そういう人向け。

後、鉈の代わりに…と思ってる人はやめておいたほうがいいと思います。ちょっと刃が短い…ので。

鉈のようにデカくなくていい、でも鉈で出来るようなこともやれるヘビーデューティーなナイフが欲しい!という人にはピッタリです。

BK2の競合

BK2よりお高いESEE 5、BK2の半額くらいの中国製シュレードのSCHF36でしょうか。もう、この辺はお好みで選んじゃっていいかも。

■ ESEE 5 VS BK2

さて勝負の結果は…DBKでの対決ではBK2の勝ち!

カスタムもできるよ

ボルトでハンドルがくっついているだけなので、好きなハンドルに交換できます。既製品を選ぶもよし、自作するもよし。

付属のハンドルに飽きたので、欅で自作してみました。(超硬くて、泣きそうになりました…)

スパインもバトンできるように少し背を低めにしてあります。

あと元々のハンドルは左右対称ですが、自作ハンドルは左右非対称です。自分の利き手に合わせているので、厚みや凹みの位置が違います。なので、握りやすさはぴったりフィットです。あ、でも元々のハンドルもかなり良いです。

イケテナイ点

シースがダメ。海外のレビューでも酷評。実際ベルトループはフニャフニャでブランブランするし。

なので、革でシース作ってます。BK22はナイロンシース(ナイフ自体はBK2)ですが、これも無駄にでかい気がします。

BK16
自作シース&自作ハンドル

 

カイデックスか革で自作or既製品を購入すると幸せになれます。なので、シースの違いだけで高価なBK22ではなく、シースを交換すると前提で安いBK2を選ぶと良いと思います。

総評

パウダーコーティングがちょっとザラザラしていて、これを嫌う方はペイント剥がし剤で取っ払ってパティーナ付けてたりしているようです。錆びやすいので、ペイントを剥がす方は、オイルをまめに塗ったり、パティーナをつけるように!

わたしは剥がさずにそのまんま使っています。使い込んでいる部分はスベスベになりました。

使っているうちに木と擦れる部分が所々ペイントが剥がれてきます。そういう時は、アイゼンでもやっている…油性マーカータッチアップ de ごまかしの術www 使う度に油性マーカーで塗った部分は剥げるので、毎度タッチアップが必要ですが、楽ちん。刃の部分は塗らないので、ここはオイルを湿布しましょう。

キャンプの時、これ一本で大抵の事はできちゃう。そして値段も安いので、気にせずガシガシ使い倒せる。ヘビーに使い倒したい方には、かなりオススメ。(コスパもいいし!)

チョイルの凹みで、フェロロッドを使って着火もできます。スパインを90°に研ぐ必要ありません。

自宅の薪棚にくっそ硬い薪(チョッピッングアックスだと跳ね返されるくらいの硬さ)がゴロゴロしているんですが、直径10cmくらい物でも端のほうからバトンしてやれば、うまく割ることができて重宝しています。

箱出しでもなかなかシャープだったと記憶しています。ほとんど硬い木のバトニング用で使用しているので、剃刀並みには研ぎません。斧よりもシャープに、小振りなナイフよりは切れ味悪い。そんな切れ味にしています。

がっつり派の方にはオススメな1本です。

 

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