お正月にオッシュマンズのセールでランニング用の帽子とジャケットを購入し、2週間ほど使ってみたのでレビュー。まずは、ノースフェイスのフリーランキャップから。
わたくし、世界一キャップが似合わない男と勝手に思っているほど、帽子が似合いません。頭囲は大きくはないのですが、丸顔。毛髪はフサフサなのですが、ヒゲだったりすね毛だったり体毛が薄い→もみ上げがほぼないので、ツーブロックで刈り上げをしている頭にキャップを被ると本当に奇妙な顔立ちになります。(泣)
よく「帽子が似合わない人はサンバイザー」と言いますが、本当にサンバイザーしか似合わないので、山でもランでもサンバイザーで過ごしてきました。厳冬期は似合う似合わない関係なくウールのビーニーが山では必要なのでいくつか所有していますが、普段は全く被る気は起こりません。宝の持ち腐れです。
なんですが、調べに調べ、帽子類が似合わない人でも結構似合うと言われるビーニーを見つけ、実際に購入してみると、あら結構イケるかも?となりました。そのビーニーがこちら。これは、本当に良いです。迷える子羊は、これを買うべし。コットンですが、一年中被ってますw 被り心地も本当に良いです。
ランニング用キャップの選択肢
ロトトのビーニーで「もしやキャップもどうにかなるんじゃね?」と思い、ランニング用のキャップも色々調べてみると、似合わなくて困っている人がいることがよくわかりました。(笑)綿密なリサーチの結果、帽子が似合わない人でも似合いやすい商品を発見。その中でも店舗で実際に試着しやすい商品がノースフェイスのキャップとパタゴニアのダックビルキャップでした。
ランニングウェアをパタゴニアで揃えているので、キャップもダックビルにしようかと思っていたんですが、ノースフェイスのジャケットを購入するということでお揃いのノースフェイスをチョイス。
ただノースフェイスでも、3つモデルがあり、各モデルともに微妙に作りが違います。実際に被ってみて、各モデルの特徴と印象がこちら。
スワローテールキャップ
ツバが一番大きく(6.7cm)、ツバがしっかりしたモデルになります。大きいツバが好みの場合は、こちら一択となります。今回、ツバができるだけ小さいものが欲しかったので、却下。サイズは男女兼用MとL展開。
プロンプトキャップ
ツバが小さめ(6cm)、サイドのメッシュの穴も小さいタイプ。デザイン的に、ツバのデザインも小さいメッシュが好みで、これにしようかなと思っていたのですが、ツバの部分にはワイヤーが入っておらず、形を自由に変えることができません。なので、こちらも却下。サイズは男女兼用MとL展開。
フリーランキャップ
プロンプトキャップと同じツバの大きさ(6cm)で、ツバの縁にワイヤーが入っているので形を自在に変えることができます。ツバを上にあげてもしっかり保持します。サイドのメッシュはパタゴニアのダッグビルキャップと同様に穴が大きいです。サイズは男女兼用フリーサイズ。
フリーランキャップを購入してみて
デザイン的にプロンプトキャップが良かったのですが、ツバの仕様を最優先してフリーランキャップを購入しました。お色はブラック。
軽い
スワローテールが35g、プロンプトは非公開(30g台なはず)、フリーランキャップが30g、ダックビルキャップは43gとなっています。試着した際、正直どれも軽いと思いました。実用では、汗を吸ったり、雨で重くなったりするので、水分を含みにくい素材、乾きやすいメッシュ地にて、軽いに越したことはないと思います。平日のナイトランが多いので、帰宅して洗って部屋干ししても、翌朝には臭くなることもなく乾いてくれているので助かります。
ドローコードが最高
締め付け具合をベルクロではなく、ドローコードで調整できます。これがマジでストレスフリー!走っていると時折突風に見舞われたりしますが、被ったままドローコードをひっぱるだけですぐ調整できるのは、本当に便利。走っているペースを崩さなくて良いのが3150。ドローコードが採用されているのはプロンプトキャップかフリーランキャップになります。ドローコードに更にベルトなど引っ掛ける用の小さいフックがついています。こういう細かい気遣いが素晴らしい。
折り曲げも自由自在
公式ホームページ(Goldwin)にツバの中のワイヤーの素材には記載なし。で、米国のホームページを漁ってみると…スワローテール、プロンプト、フリーランキャップは存在しませんでした! 日本(and 海外企画物?)のようです。
さておき、ツバを曲げたり、上に上げたり、自由度が効くと結構便利。頻繁に曲げまくって金属疲労起こしてポキっとお亡くなりになられると困るので、程々に。
総評
サンバイザーだと髪がワッサワッサ揺れますが、キャップはそれがないので良いですね〜。汗ばんで顔に塩が吹くくらいのペースで走っていても、寒い季節のせいもあり、頭の中は蒸れ知らずです。
メッシュ地がサイドにしかないので、真夏など暑い季節だとどうなんでしょ?ダックビルのように頭頂部もメッシュになっているほうが涼しいかも?暑苦しいようでしたら、ダックビル買ってみますー。
被り物が似合わない場合の被り方のコツですが、パッと見の顔全体のシルエットと縦長にできるだけしたいので、少し浅めに被る(おでこが見える面積を広くする)、あとツバを上向きにして被ると丸顔でもちょっと可愛らしく見えるようになります。それでも駄目な場合は、見た目より機能性…ということで、諦めましょうw