晴れのち雪の谷川岳 [日本百名山]

山登り

あまりにも仕事が忙しく、今季最後の雪山登山となるかも?と思い、3月最後の週末の土曜(昨日)はクルマで谷川岳まで行ってきました。うれしいことに、山の神がちょっこり味方してくれた山登りでした。

10:32 天神平  〜 11:17 避難小屋 〜 12:52 オキノ耳 〜 13: 05 肩の小屋(ランチ〜 13:25)〜 14:31 天神平

最悪だったのが、予期しなかった環七の道路工事での渋滞と関越道の

川越あたりから花園までの大渋滞。予定よりも1時間半以上遅れて谷川岳ロープウェイ駅に到着。あぁ、時間に追われる山登りって嫌いです。この時期は駐車料金一日1000円なり。ガソリン代、高速料金を考えたら新幹線で行った方が安い!しかも早いし、楽だし…。とほほ。

急いで山登りウェアに着替えて、ロープウェイで高度を稼ぎ、天神平に着いたのが10:30過ぎ。ロープウェイは片道だと1200円、往復だと2000円なので、往復を買っておきましょう。

天気はニヤニヤしてしまうくらいドピーカン。ロープウェイ駅から外に出たとたん暑くてレイヤリングの調整をしたくらい日差しが強く、気温もそんなに低くなかったです。下界がちょうど0度だったので、たぶん天神平はマイナス3度ぐらいかと。天狗の溜まり場くらいまでは上はフラッドラッシュスキンメッシュTとキャプ4で十分でした。

天神平から尾根までスキーリフトがありますが、登山者は乗せてもらえないらしく(夏期はOK)、自分の足で登っていくしかありません。アイゼンつけずに尾根まで登ります。初っぱなから意外ときつい登りで、一汗かきました。

全ルートを通しての雪の状態ですが、ほとんど締まっていました。場所によっては膝上まで埋まるところもあります。(一カ所、腰まで埋まってしまったところもありました。)木曜まで雪が降っていたのでワカンを持っていきましたが出番なし。アイゼンのみでOK。遅めの出発だったこともあり、BCスキーヤー・ボーダー、先行者のおかげでトレースもしっかり。

避難小屋に到着↓。真ん中右側にに茶色の棒が立っていますが、この棒は避難小屋の屋根よりも高く出ている棒です。避難小屋がすっぽりと雪の下に潜っている状態です。さすが豪雪地帯。避難小屋までは緩やかな道ですが、ここからがしんどくなってきます。

雲一つ無い最高の天気。おかげでかなり日焼けしました。この辺で靴紐の締めがあまく靴擦れになりそうな気配だったので靴紐をしっかり締め直しました。

天狗の溜まり場を越えて、少しすると俎嵓(まないたぐら)山稜↓ が見えてきます。絶景。

肩の小屋までの最後の登りがきつかった。10歩歩いては立ち止まりの繰り返し。この1ヶ月間、激務でジョグも筋トレも週一でしかやれてなかったのが祟ったのか、情けないほどバテまくり。左手に見える絶景を見る余裕もない。1月、2月は忙しいながらもほぼ隔日でジョグをしていたので、特にショックが大きい。対策を考えねば。

この肩の小屋までの最後の登り、登り切るギリギリにならないと何も見えてこないという精神的にも辛い登り。登り間際にやっと道標が見え、肩の小屋が左手に現れてきます。

肩の小屋が見えたら、トマノ耳までもう一息。雲が出てきたので、先を急ぎます。

トマノ耳へ向かう途中。辛い登りの地獄から、一気に絶景の天国に。

2時間20分かけて、ようやくトマノ耳に到着。

オキノ耳まで往復30分くらいだろうか。本当にバテバテだったので、ひとまず肩の小屋にもどり休憩してから考えることに。

雲が段々でてきました。怪しい天気になりそう。↓なんちゃってパノラマ。

肩の小屋でランチをしている間にどんどん天候が悪くなってきました。さっきまであんなに晴れていたのに。ギリギリセーフ。ということで、オキノ耳には登らず下山することに。結局、雪まで降り出す始末でした。

オキノ耳に行けなかったのが残念。天狗岳といい、双耳峰についてないな…。

 

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