コロナが5類になり、すっかり世の中は働き方が変わってしまい、社内だけでなくクライアントとの会議も対面からTeamsに…。出勤もフルリモート、出社・リモートのハイブリッドなどの形態が生まれ、私も月に出社が数回という働き方に。ほとんど家にいるので、おデブになり、運動するも気合いを入れすぎて故障…そしておデブに…というサイクルから抜け出せませんw
で、月に数回の出社の際に持ち歩くのがMacBook Proの16インチ。これが年寄りには重いこと、重いこと。おまけに足の裏の腱膜炎を抱え中なので、できるなら出勤はiPadだで済ませたい…。しかり、現実は母艦がないと仕事にならない時が多いので、重い荷物を担ぎつつも楽できるバックパックを探すことに。
とんでもなく長いこと使用してきたTimbuk2のバックパック、まだまだ使えますが、いかんせん重さが全て肩にのし掛かる仕様。なので、下記を重点にバックパックを探しました。
バックパックに求めること
- 重い荷物でも背負い心地が良い
- 二泊くらいの出張にも対応できる容量(30ℓくらい)
- 加水分解を気にしたくない(PUコーティングがミニマル)
- 16インチのMBPが収納可能
- ポケットはそれなりの数が欲しい
- オサレバックパックではなく、キャンプなんかでも使えそうなデザインのもの
- 予算4万くらいまで
毎度の如く、綿密なリサーチを経て、選ばれたのが2dayアサルト(以下2DAP)。
2DAP SPEC
- 重量:1.4kg
- 容量:27L
- サイズ:53x31x29cm
- フレーム搭載
初夏に購入して、汗ダラダラな通勤を経て、半年ほど使用してみた感じでのレビューになります。
良い点
堅牢である
500Dのコーデュラは、安心感しかない厚み。ゴリマッチョ的なバックパック界の”THE 男のバックパック”と呼べるくらい、しっかりとした作り。フューチュラヨークシステムという名のプラスチックの板がフレームとして搭載。これがかなり良い。(後述します)
背負心地が◎
まず、先のフューチュラヨークシステムでの背面調整によって、ハーネスとバックパックの位置関係が自分の体にジャストフィットさせることができます。(上記の動画をみてね。)これが、マジですごい。ヒップベルトがついていますが、簡易的なベルトなので使用していないのですが、ショルダーストラップだけでも腰で背負える感じに調節できるという。
ショルダーストラップのクッションの厚みもしっかりしていて、クソ重い16″のMBPやら、ケーブル類やら、小物類やら入れて、結構な重さになっていても、片方の肩だけで背負っても肩が痛くならないです。
十分すぎる収納スペース
- バックパックの両サイドにボトルホルダー
- トップのフラップに2箇所ジッパー付きポケット
- 16″のMBPを保護ケースに入れても余裕で入るPC収納スペース
- PC収納スペースのディバイダーにもA4の書類が入るポケット
- Yジッパーの両サイドにジッパー付きポケット(小物用)&ボトルや傘を入れられるようなポケット(合計4つ)
- 外側にはMOLLEのウェビングが張り巡らされているので、外側にポーチなど取り付け放題
16インチのMBPをケースに入れた図。ケースに入れても取り出し&収納もキツキツで大変…まではいかない。普通に出し入れできます。PC収納ポケットの外側にはA4の書類を入れられるポケット付き。(クリアファイルは入っている部分)PCケースの両側のメッシュ部分はジッパー付きポケット。↓
バックパックの内側ポケットが合計4つあり、かなり便利。折りたたみ傘やサーモスなんかもスッポリ。↓
バックパックを床に雑に置いてもPCは安全
最近のオサレバックパックに多いようですが、バックパックの底よりも上にPC収納スペースの底がくるようになっているので、雑にバックパックを床に置いてもPCが床に当たることがないです。ゴンッと置いてしまって、冷や冷やすることがなくなりますw
イマイチな点
体の前で背負いづらい
電車やバスなどに乗る際は、自分の体の前でバックパックを背負いますが、ヨークシステムで体にピッタリフィットさせているので、前で背負ってもびっちりフィットしてきますw
これの何が不便かというと、二股にわかれるショルダーストラップの部分にある硬いヨークの先端が喉元に当たるんです。なので、100点満点ぴったりフィットではなく、90点フィットくらいショルダーストラップを緩めています。そうすることで、ヨークの先端が下に下がって圧迫感から解放されます。
ストラップが沢山、そして長い
バックパックからダラ~ンと伸びるストラップの数、7本!(ウエストベルトは外せるので含んでいません。)そのままだと電車の中で他の人に迷惑かけるので、チェストストラップ以外の6本はくるくるっとウェブドミネーターで丸めてます。
ウェブドミネーターを使って、垂れ下がるストラップもスッキリ。↓
総評
27リットルあるので、2泊の旅行・出張でも余裕です。この夏はこれひとつで金沢旅行へも行き、これをずっと背負って観光していました。相当歩きましたが、全く苦にならず。本当に背負心地が良いです。
登山にはちょっと中途半端なサイズな気がします。デイハイクには明らかに大きすぎるし、小屋泊用としてもちょっと大きいかも。かと言って、テント泊は無理。
キャンプには良いと思います。バックパックの中だけでなく、ポーチ類を外に取り付けて、無骨なバックパックに仕上げることができると思います。
ミステリーランチのY字の3ジップデザインは普段はあまり恩恵を受けないかもしれませんが、旅行なんかの時は便利かも。普段、上部の二股に分かれた部分のジッパーしか開きませんが、隙間に指を突っ込んでガバっとトップフラップを開けられるが便利〜。
結構、見た目がミリタリー感があるので、スーツの時など合わないかも…と思っていましたが、ぶらーんと垂れ下がるストラップをまとめると、すっきりとしたシルエットになるので、スーツ姿で背負ってもあまり違和感ないです。
ということで、満足度は星5つ、使い勝手(喉元ヨーク問題)マイナス0.5星で、星4.5です。ぱちぱち。
おまけ
でかいPCを持ち運びしないときにちょっとでもシルエットをキレイに保ちたい&更に小物を小分けして、バックパックのなかでぐちゃぐちゃにならないようにしたい…ということで、下記を使ってます。
ダイソーのバッグインバッグ&ポーチ
小物収納に関しては、相当リサーチしました。バックパック自体が重めなので、できるだけ軽量にしたい。でも、バッグ自体がフニャフニャだと使いにくい。ある程度形が崩れないものを希望。型崩れしない商品は総じて重いので却下。で、行き着いたのが、無印のメッシュバッグインバッグ。これ買おう〜と思っていたのですが、たまたまダイソーに行ったときに無印のものとクリソツなバッグインバッグを発見w サイズも微妙に違う程度だったので、即買い。で、このフニャフニャ対策として、プラ板を切り出してインっ。完璧。↓
更に細々したもの(USBメモリーだったり、目薬だったり、長財布だったり)をバラけさせないために、これまたダイソーで見つけたメッシュポーチが大活躍。↓
この2つはずっと入れっぱなしなので、これがあることで中身がスカスカでもある程度キレイなシルエットを保てていると思います。
底板
これもプラ板を切り出して作りました。これもシルエット崩れ対策。これを入れるだけでも、かなりシャキッとします。
旅行用ポーチ
同じくミステリーランチのゾイドバッグのM。台形の側面形状のデザインにすることで、収納のしやすさup。L相当のサイズのものは、Granite Gearのコンプレッションサックがあるので、それよりも小さいMサイズを買ってみました。汎用性の高いサイズ感が気に入っています。
おしまい。