パーゴワークスさんのRush Hipがかなり良かったので、週末の20km〜のランニングやトレイルランニング用にコンパクトな7Rを購入。実は11Rを7Rより前に購入してますが、「セブン・イレブン、いい気分♪」(昭和のCMのサウンドロゴw)という順番で紹介したいので、先に7Rのレビューwww お色はRush Hipと揃えたかったので、Shadow Grayで。数ヶ月使用してみて、良かった点、イマイチな点を書いてみようと思います。
毎度ながら、パーゴワークスさんの商品紹介ページが本当に秀逸なので、興味のある方はまず、こちらを!
スペック
- サイズ:390×250×120mm
- 無段階調整式ショルダーハーネスにより、ユニセックス・ワンサイズ展開
- 容量:7.5L(ポケット含む)
- 重量300g
- 主素材:ストレッチメッシュ
- 付属品:バンジーコードx2、コードロックx2
ここが良い!
やっぱり揺れない!
Rush Hipもそうでしたが、7Rも揺れません。これもパーゴワークスのお家芸、優れたフィッティング性能なんだと思います。これに寄与しているのが、ウエストにあるドローコード。ショルダーハーネスでもなく、チェストベルトでもなく、ウエストのドローコード。あばら骨に沿って、体にフィットさせるのが、これほど揺れに直結するのか!とびっくりするくらい実感できます。調整せずに走るのと、調整して走るのでは雲泥の差!ウエストのドローコードをピッピッと調整するだけで、もうぴったりフィット。最高です。
滝汗でも不快感無し
濡れ雑巾みたいに、バックパックが汗まみれになっていても、体と密着している部分の不快感がないです。メッシュの目が荒いからなのか、バックパック自体がほぼメッシュ素材だけで作られているので通気性が良いからのか…。蒸れなし、ベタベタ感なし。パーゴ マジックです。ランから帰ってきて、洗濯機で洗って陰干しても数時間で乾きます。
収納に困らない
ポケットがいたるところにあるので、収納には困りません。おまけに、どのポケットも出し入れがし易い。体が硬い分類に入りますが、手が届きにくいポケットのジッパーもとても開閉しやすいです。メインコンパートメントも中に小物ポケットがひとつ(スマホを横にしたら入るくらいのサイズ)、そして内部の底のほうがベルクロで開閉可能になっていて、容量調節ができます。荷物が多い場合はベルクロを剥がすとバックパックの底まで入れられるようになり、荷物が少ない場合は底のほうに荷物が行かないようにすることで、重いものができるだけ上部に収納できるようなデザインになっています。無駄なスペースを作らないことで、中の荷物がわっさわっさ揺れないということにも貢献していると思います。
ここがイマイチ
内ポケットにはスマホは無理じゃない?
製品紹介ページや動画にもありますが、スマホが入る内ポケットがあります。私の体型が悪いのか、内ポケットにスマホを入れて走ると、あばら骨が打撲したように痛くなります。(数日間痛みが取れなかった…)スマホとあばらの間にジェルパッドかなんかないと無理w なので、スマホは前の大きなポケットか、メインコンパートメント内にあるポケットに入れています。どうやったら痛くならずに済むか、教えてほしい…。
ハイドレーションポケットがなくなった
前モデルの5Rについていたハイドレーションポケットが7Rからは取り除かれてしまいました。ま、なくなってもメインコンパートメントに入れれば良いだけの話なので、そこまで痛くはないですが、別々のほうがメインコンパートメントがごちゃごちゃにならずに済むんだけどな〜。1.5リットルのハイドレがぴったりんこです。(写真は中華製のやっすいやつですが、重曹で洗おうが、オキシ漬けしようが、案の定、いつものあのマズイ水になります…。)
適正フィッテイングにならない???
これも私の体型が悪いのか、製品紹介動画内で説明されているフィッテイングでは、2本あるチェストベルトの長さが上下同じくらいの長さになるのが適正とのことなんだけど、全く同じ長さにならない!ちょっと長さが違うというレベルでなく、全く長さが違う!(笑)ショルダーハーネスの長さを短くしようが長くしようが、全然駄目。おまけに、短くしても長くしてもフィット感にあまり違和感がなく、どこがベストなのかわからない!ということで、ショルダーハーネスの適正フィッテイングは謎のままです。良いのか悪いのかわかりませんが、下側のチェストベルトが横隔膜辺りに来る位置にしています。これもどこがベストか教えてほし〜。
総評
個人的に一番使用頻度が高い容量のトレランザックかなと。普段遣い(20km〜のロード)にもピッタリなサイズ感がお気に入りです。
ラーツーならぬ、ラーランができるサイズなので、棒ラーメン、スノピの極チタン、アルストを詰めて、山の頂上でさくっとラーメンを食べて〜なんてのもできますね〜。
7Rを先に買っていたら、11Rは買っていなかったかも?いやいや、そんなことはありません。次回は11Rの魅力に迫ります。
登山用ではSOURCEのTacticalバージョンを使っていますが、SOURCEのハイドレは嫌なニオイ・味が全くしません!通常のハイドレやソフトフラスクでの、あのマズイ味が嫌な方は是非!
[追記:2024年7月]
ショルダーハーネスのスリーブの中を通して、ハイドレのチューブをソフトフラスク・ボトル収納ポケットのひとつ上にある小さなジェル収納ポケットに突っ込んでいたんですが、出し入れがかなり面倒&ポケットを勢いあまって破きそうなので、マグネットで脱着できるクリップを導入。
購入したものは、Sourceのタクティカルハイドレに付いてきたやつとほぼ同じ。Sourceのものを使いまわそうかと思ったけど、いちいち取り替えるのが面倒。調べたら、めちゃくちゃ安く売っていたのでポチりんこ。ベルトに留める側のクリップも容易に取れないように返しがついているので、細めのベルドでもノープロブレモです。