[レビュー] Paagoworks Rush Hip / ウエストポーチ

便利な小物

トレイルランナー・ランナーで愛用者が多いRush Hipですが、半年以上愛用してきて良かったことやプチ カスタマイズしたことなどと共にレビューしていきます。

パーゴワークス Rush Hip

まずはパーゴワークスさんの商品サイトを見て欲しい

Rush Hipの「全て」がわかりやすく解説されています。デザイナーの方の商品開発の想いも。でも、実際は説明と違った〜ということがあるのか、ないのか、そういう点を綴っていこうかと思います。

スペック

  • 重量:約100g
  • サイズ:フリー
  • ウエストサイズ:63cm~100cm
  • 素材:ナイロン、ポリエステル
  • カラー:Shadow gray(濃いグレー)、Glacier(淡いグレー)、Alpine blue(紺色)
  • 前後ポケットシステム

率直な感想

揺れない設計は本当だった!

最大の特徴である荷物の揺れを抑える独自の設計は、本当にストレスフリーです。これまでランニング用としてはSpibeltやTNFのがっつり腹巻きタイプのウエストポーチなどを使ってきましたが、コンパクト・シンプルな上に収納力もあって揺れない設計は驚きです。

前後2つのポケットはストレッチするメッシュ素材になっており、収納するアイテムにぴったりフィットし、揺れが起こりにくくなっています。水の入ったボトル、iPhoneを入れて走っても揺れが全く気になりません。で、このストレッチするメッシュの構造がかなり特殊で、横には伸びるんですが、縦に伸びないという代物。この構造が揺れを抑えられる理由のひとつだと思います。

そして、この前後2つのポケットというデザインで重量のバランスを取りつつ、この2つのポケットを繋いでいるのが、片方がショックコード、片方がナイロンベルト。

パーゴワークス Rush Hip

このショックコードが揺れない理由その2だと思っています。伸び縮みするので体にフィットしやすい造り=揺れも起こりにくくしているショックアブソーバー的な役割も担っているかと。

快適な装着感

軽量で通気性の高い素材を使用しているので、長時間着用しても快適。また、片側がショックコードのお陰で、キツすぎず・緩すぎずというフィッテイングが可能。そしてなにもよりも嬉しいのが、One size fits all。Sかな?Mかな?というような、実際に試着しないとサイズがわからない!とか、サイズ選び失敗した!ということが起こりません!まじ、優秀。

収納力

Rush Hipは、コンパクトな見た目ながら、十分な収納力があります。前面ポケットと背面ポケットの約500mlx2の収納力は抜群。加えて、ポケットの外側にショックコードを取り付けられるので、暑くなったらウインドシェルをササッと収納できたりもします。

わたくしはサロモンのソフトフラスク(500ml)を使っていますが、余裕で入ります。ソフトフラスクだとチャポンチャポン音がしないのが良いです。

パーゴワークス Rush Hip

デザイン

個人的には好みです。無駄を削ぎ取ったLess is moreなデザイン。内ポケットなどがないですが、前のポケットには鍵フックがあるのでご安心を〜。

パーゴワークス Rush Hip

各ポケットにはショックコードを通せるタブが6つ付いています。センターのタブには最初からショックコードが付いていますが、付属でコードロック付きのショックコードが2本ついてきますので、お好きな場所に取り付けられます=カスタマイズ可能ということ!

ここがイマイチ

ぴったりフィット(生地の構造)が仇になっており、モノの出し入れがスムースに行えない場合があります。小さいもの(ジェルとか)であれば、適当にポイポイ入れられますが、デカいもの(iPhone、ソフトフラスク、ボトルなど)は、慣れるまでの時間&コツが必要です。それがちょっと最初はストレスフルかも。

カスタマイズ例

ナイトラン用に、前にヘッドライト、後ろにテールライトを取り付けられるようにしています。MilestoneのMS-i1だからなせる技ではあります。流石に光軸は走っているとちょっと揺れますが、問題なく夜道を照らしてくれます。

パーゴワークス Rush Hip

テールライトも装着。体にぴったりフィットしているRush Hipに沿うようにライトを取り付けているので、これも全く揺れません。100均一のカラビナと最初から付いているフックで、取り外しも簡単。

パーゴワークス Rush Hip

総評

Paagoworks Rush Hipが、「揺れない快適さを追求した軽量ヒップバッグ」というのは本当でした!トレラン用のバックパックくらいのサイズであれば問題ないと思いますが、背面にポケットが付いているので、腰で背負う登山用のバックパックとの組み合わせはちょっと難しいかなと思います。(素直にフロントだけのウエストポーチなりが良いかと。)

昔流行ったSpibeltもぴったりフィットで揺れにくいものでしたが、それのさらに進化版という感じです。スマホ、財布、水筒と少し持ち運びたいものが多いようなスタイルの方にはぴったりな商品だと思います。

Rush Hipにオススメなヘッドライト!

ナイトラインでの事故防止にあると◎。充電式なので便利!

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