メリークリスマス!
これまで腐るほどソーダ缶、キャット(フード)缶、コーヒー缶などでアルコールストーブを自作してきましたが、Firebox Nanoが増えたのを機にチタンのアルコールストーブが欲しくなり、20年近くぶりに既製品のアルコールストーブを購入することにしてみました。
チタン製のアルコールストーブと言えば、Vargoとエバニューが有名どころですが、国内・海外のレビューを漁った結果… やっぱりToaksがいいなぁという結論に。
簡単にですが、Vargo、エバニューを選ばなかった理由として、
■ Vargo Triadは入れるアルコールの量が少ないと、本燃焼しないらしい。フルで入れても本燃焼までの時間が長いらしい。
■ Vargo Decagonはデザインが好みじゃないので却下。
■ エバニューは湯沸かしはトランギアより速いらしい。しかし燃費が悪いらしい。(ターボ仕様)
Toaksも物によっては作りが雑でピンホール調整が必要だったりするので、正直、どれも一長一短って感じですけどね…。(おいっ!)
前置きが長くなりましたが、Toaksのレビュー、いってみよー。
スペック
- 重量:20g
- 寸法:幅53mm x 高さ40mm
- 容量:最大88ml。最適容量30〜50ml
手にとってみて最初の感想は、小さい!重さが感じられないくらい軽い。すげー!
二重ウォールになっています。フチに小さなピンホールが空いていて、毛細血管現象で吸い上げられたアルコールが穴が火を吹く仕組み。特に目新しい構造ではありましぇん。
燃料させてみると、速攻で本燃焼になります。
このToaksのストーブ、消火・火力調整の蓋がありません。トランギアを持ってる方は、そのままトランギアの蓋がなかなかいい感じで使えます。でも、わざわざこれだけ持っていきたくない…。
早速、Firebox Nanoに入れてみましたよ。スカスカやw それくらい小さい!
使ってみて
ちょっと嬉しくてビアレッティのモカエキスプレスでコーヒー淹れちゃいました。抽出までの時間が…か、かなり速い… ∑(๑º口º๑)!!
超軽量高速湯沸かし器だ、これw ヤバイ、このセットで山に行きたくなってきた…。
トランギアと勝負!
同量のアルコール燃料で、同量の水をどっちが速く沸かすことができるか、ちょっとテストしてみました。
結果…
Toaksのアルストのほうが速く沸かすことができました。そして、な、なんと!!!そのまま放置してみると、燃料切れになるまでの時間がToaksのほうが長い!ウヒョー!
ト、トランギアちゃんの存在意義が…。。。せめて沸かすのは遅いけど、燃費が良いとかならよかったのに…。
総評
火力調整が必要であれば、別途シマーリングが必要になります。でもアルミの空き缶とかで簡単に作れそう。というか、作ってみよう。*\(^o^)/*
機能的には自作でも高性能なアルストを作ることはできるので、チタンに拘りがない、もしくは自作するのが面倒でない方には不要かなぁと思います。
個人的には大満足。