Goro S-8 登山靴 

山装備

去年の年末にオーダーしていたゴローのS-8が出来ました。

私の足の先の形は四角タイプなので、大概の既製品の靴は自分の本当のサイズより大きいサイズでないと足先が窮屈で履けません。

重めの靴はAsoloの520 GVを履いていましたが、いつも靴擦れや爪に血豆ができてしまい、重い靴を履くのをやめてしまいました。(軽めの靴だと問題ないのですが…)

そこで今回自分にあった靴がほしいと思い、ゴローで足を測って作ってもらいました。測ってもらって今まで知らなかった自分の足のことがわかって、ほんとよかったです。(足先だけでなく踵の形や足周りも一般的でなかったり、かなり既製品の靴が合いにくい足の形らしいです。)

スイスガルサー 裏出し皮、重さ1,050g。足首の高さはレギュラー。(ハイカットも選べます。)ソールはVibram。

生S-8

そうそう、この靴には中敷きは付いてきません。

中敷きなしでも使えるそうなんですが、中敷きがほしい人はゴローで熱成形のカスタムインソールを作るか、市販のインソールを買うか。

Lowaのレネゲードで使っているスーパーフィートを使い回ししようかと思ったのですが、いちいち入れ替えするのが面倒なので、シダスのコンフォーマブル マルチプラスというインソールを買いました。これは熱成形できるので、自分の足にぴったりフィットします。

シダス インソール

さぁ、これからある儀式が始まります。

ビブラムソール

革に防水処理を施します。使うのはコロニルのスポーツワックス。

ワックス

革の防水処理・手入れの仕方はゴローから説明書がもらえます。

まず全体に薄くワックスを塗り、1時間ほど寝かします。

ワックス塗りたて

1時間後、ブラシで磨きます。しっとりしたワックスが摩擦熱でテカってきます。

最初のワックスの塗り残しの部分があったので、再びワックスを塗りブラッシングしました。最初と違って表面がツルツルなので、ワックスの伸びがよく少量でOKでした。

すると下の写真のようになります。いい色に変わった!

磨き上げると…

登山後→洗う→ワックス→登山→洗う→ワックスを繰り返すことで、ワックスの層が分厚くなっていくみたいです。

ゴローにはニスでも塗ったんかい!?というくらいツルツルの層ができた靴がありました。

「これくらいになるまで磨いてくださいね〜」と言われましたが、何年かかるんだろう・・・。まぁ、ゆっくりと育てていきたいと思います。

[追記]

S-8を購入してからは、テントを担いで登る山(厳冬期以外)はS-8を履いてでしか登らなくなりました。ビブラムソールも交換できますし、本当に一生ものの靴です。

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