焚き火をやると服が臭くなったり、火の粉で化繊の衣類に穴があいたり…。
BE-PALに作り方が載っていたので、帆布でファイヤーマントを手縫いで作ってみました。
使ったもの
- 帆布11号 巾110cm x 175cm
- バイアステープ 8ミリ
- イージーステッチャー
- ミシン針 16号
- 糸 30番
- チャコペン
- 接着テープ 6ミリ
- ボタン 20ミリ
- レーシングポニー
作り方
帆布を切り出し、端がほつれてこないようにバイアステープで留め、最後にボタンを付けるだけ。
1番楽な方法は、接着剤付きのバイアステープを使用する方法。縫うのはボタンの部分のみ。しかしながら、接着剤の強度などが未知数。
2番目に楽な方法は、ミシン。端は包んでミシンがけorバイアステープをつけてミシンがけ。
最後の方法が、バイアステープを仮止めして、ひたすら手縫い。帆布11号だとそこまで厚くないので、普通の手縫い針でもいけそうですが、多分指がめっちゃ痛くなると思います。そこで、イージーステッチャーというミシン縫いが出来る手縫いマシンを使用してみました。
昔からある定番のスピーディーステッチャーの改良品がイージーステッチャーになります。スピーディーステッチャーより千円ちょいくらい高いです。
正直、どちらを購入しても出来栄えは変わらないと思います。イージーステッチャーの良いところはスリムで保管スペースを取らない&取り回しがやりやすそう、セッティングが楽という点だと思います。(ボビンはスピーディーステッチャーでも内蔵させなくても使えます。)
手縫いしてみてわかったこと
其の一
チャコピーとルレットを買って、縫う場所に印をつけて綺麗に縫おうと思ったのですが、印を付けるのがかなり面倒なので、やめました。適当でもなんとかなります。笑
其の二
当初、ミシン針11号で縫ってましたが、針が折れました…。14号でもたわむので、16号で縫うと雑に扱っても安心でした。
あと、横着して、帆布を手にもって縫っていたのが失敗でした。布にテンションがかけにくいので、縫うスピードが亀並み…。
完全まで半分手前からレザークラフトで使用するレーシングポニーを投入したら、2倍〜3倍近いスピードで縫えました…。レーシングポニーがない方は、万力でもいいので挟みながら縫うことをオススメします。
其の三
バイアステープと糸の色が同じ色だと縫い目が汚くても、遠目から見るとバレにくいです!笑
其の四
糸が絡んで玉ができたり、ミシン針のほうに糸が絡まったりすることがあります。気がつかずに縫い進めると、糸を切ってセッティングをイチからやり直し…になってしまうので、チェックしながら縫いましょう。
最後に
気合い入れれば週末2日間で完成できると思います。
ただの長方形の一枚布なので、エプロンのように腰に巻いてもよし、ブランケットとして使ってもよし、薪を包んで運んでもよし、色々使い勝手が良さそうです。
ちょっと羽織るだけでも暖かさアップするので、一枚あると便利です。