SVEA 123で遊ぶ [ビンテージ]

キャンプ

ひっさしぶりに引っ張りだしてきました。1970年初期のSVEA123。

Max SievertがOptimusに買収された1969年〜1971年まではベポライザーにリングなしモデル。1972〜1973にリングが付き、1974年にクリーニングニードル付きの123Rと改良されました。

わたしの持っているものはリング付きなので、1972〜1973年に製造されたもの。クリーニングニードルが装備される前のモデルですが、詰まって困ったことはなし。分解しても部品が少なく、造りがシンプルなので壊れる気配がない…。

斜めスピンドルどす。

メンテナンスキーも古い形。

10年くらい前に手に入れたものですが、Optimus Novaと同様、ずっと放置してた…ので、久しぶりに使ってみることに。

チェコ軍メスキットで米を炊き〜の。

カレーをぶっかけ〜の。

わたしが生まれる前に製造されたストーブが未だに現役でいけちゃう。質実剛健!ス・テ・キ♡

うちのNovaちゃんも購入してから20年。先日、こちらも久しぶりに火を入れてみると相変わらずいい音を出してくれました。(123のほうが静かです。)

SVEA 123の交換部品は、燃料を入れるキャップのシーラー、そして安全弁部分のパッキン、スピンドル内部のグラファイトパッキン、そしてウィック。パッキン類はまだ国内でも入手可能。ウィックは綿100%の毛糸やモップや紐なんかでも流用できます。

プリッカーと呼ばれるクリーニングニードルの役割をする消耗品があるのですが、これは入手困難です。(もう製造していない)白ガスを使っていれば詰まることはあまりないと思いますが、もし詰まった場合はギターの1弦(E)の径がぴったりんこでオススメです。

SVEA 123や123Rの特徴として、ポンピングが不要。プレヒートをしてタンク内の圧を上げてガソリンを蒸気化するという仕組みですが、大きな鍋を使うと輻射熱で圧が上がりすぎて安全弁から圧が逃げる際に引火→火だるまになることもあるので注意が必要です。

仕組みや使い方を間違えると事故につながるケースもあると思いますが、怖がる必要はありません!コンパクト、頑丈、楽ちんメンテ、孫の代、いやそれ以上まで使えるストーブ、オススメです。

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