Bushbox LF Titanium ストーブを買ってみた

Bushbox LF チタン キャンプ

Bushcraft Essentialsのウッドストーブのなかでも最新モデルのLFのチタンモデルを買ってみました。

冬休みの間に、子供に自分で火起こし&料理までさせて、火の大切さとナイフワークを知ってもらおうと思い、ウッドストーブを物色し始めたのが数週間前。

ユニフレームのネイチャーストーブ(大)は持っているので、それでこと足りると言えばこと足りるのだけど、ちょっとデカい。。。

将来的に山(多分使わないかな?)、河原、キャンプ場、庭で気軽に組み立てられ使えるものを買っておくと一石二鳥なので、コンパクトなもの購入することに。ウェブのレビューやらYouTube を見て、最終的に3つに絞ったのがこちら。

  • Solo ストーブ
  • Toaks ウッドストーブ
  • Bushstove LF Ti

どれを選んでも満足はするものになり得ると思いますが、それぞれにProsとConsがあり、どれも100点満点ではないです。その中でも1番自分の用途に合ったのがBushboxでした。

下記、考慮したポイントになります。

  • チタン製 であること
  • コッフェルのサイズに関係なく、コンパクトに収納できること
  • 「煮る」だけでなく、「焼く」もできること
  • 低プロファイルで、コッフェルが安定すること
  • 火のコントロールがしやすいこと
  • 利便性:アルコールストーブや炭も使えること

選ばなかった2社のイマイチそうな点を簡単に挙げると、

  • Soloはチタンモデルが無い
  • Toaksは背が高くて不安定になる
  • 前者2つは900mlくらいのコッフェルの中にスタッキングできるが、スノピのチタン ソロ 極や背の低いコッフェルとの組み合わせの場合、スタッキングできないので余計に嵩張る。
  • 「焼く」が苦手そう
  • 正直、二次燃焼であることのメリットが余り見えない(後述します)

ではBushbox LF Tiを見て行きましょう。

薄い箱の中に入ってきます。チタンモデルは、チタン五徳2枚と収納ケースが付属されます。

フォールディング形式なので、この薄さ!パコッと開くと2枚の底面がストンと落ち、五徳をはめると完成。↓ ペレットも使用できます。

ボディーも五徳も1ミリ厚のチタンで、堅牢。

オプションのこの板、universal grate↓を買うと

真ん中あたりに挿入でき、トランギア等のアルコールストーブや炭の使用時の土台になったり。↓

トップに置くと、焼肉、ステーキ、ソーセージが焼けるようになります。↓

アルコールストーブに関しては、五徳を真ん中にスライドインされるとアルコールストーブのホルダーになります。↓ よく考えられてる…

Bushboxは、3サイズ展開されています。ノーマルサイズ、LF、XLとなり、LFとXLは折りたたみ式になり、ノーマルサイズは板を組み立てる方式となります。サイズ的にLFは、先に登場したノーマルサイズとXLのいいとこ取りをしたサイズになります。

折りたたみ時のサイズですが、

  • ノーマル チタン 11.5 x 9 x 0.5 cm 160 g
  • LF チタン 14 x 10 x 1.2 cm 270g
  • XL チタン 21 x 17 x 1 cm 490g

となり、ノーマル=ULハイク、LF=ハイク・キャンプ、XL=キャンプと言った印象です。

ステンレスバージョンもあるので、チタンにするかは用途次第とお財布との相談になるでしょうか。

さて、SoloやToaksとの大きな違い(機能的に)として、「二次燃焼」が挙げられます。1番のメリットとして燃焼効率が良い=低燃費になると思いますが、色々と比較したYouTubeを見てみると、そんなに大きな違いが見られませんでした。暖房として使用するような薪ストーブなど、大型のものになるとその差は大きくなるのでは?とは思いますが、調理用途程度のチャンバーの大きさでは… てんてんてん…。

二次燃焼=ハイパワーに関しても、1リットルの水の沸騰検証動画を見ても大して差はありませんでした。速いのは速いんですが、1分とかの差…。

煙や煤に関しても、二次燃焼だろうが無かろうが、出ますし、付きます。

そもそも時間やら、パワーやら、煙がぁ、煤がぁ…とか気になるなら、ガスストーブを選択したほうが幸せになれます。

残りカスに関しても、Bushboxはほぼ灰しか残ってませんでした。かなり優秀だと思います。

調べた限りのイマイチな点ですが、1mmチタン厚でさえも、若干変形してしまうとのこと。使用できなくなるような変形ではないらしいので、まぁ良しとします。

これくらいかなぁ。

わたくしの場合、1人で山の時は殆ど森林限界以上まで行ってしまうので、これは使うことはありません。子供と山の時はもっぱら低山ですが、火起こし・撤収に時間を取られるとコースタイムアウトになりそうなので、多分使わないかな。

  • バイク・自転車でのソロキャンプ(お手軽調理&焚き火台)
  • 低山縦走(燃料の心配しなくてよい)
  • お庭でプチキャンプ気分

には、もってこいじゃないでしょうか。

お値段がちょっと張りますが、作りがかなり良いので(Made in Germany!)、末永くお供してもらえると思います。

スノピのトレック900 Tiとサイズ比較↓

裏庭で初火入れしました。終盤の画となりますが、これ熾火もいけるので、結構調理に使えそう。↓

小一時間ほど焚き火した後の画↓ 最後に投入した枝は炭化して少し残りましたが、98%くらい灰になりました〜。変形もなしでした〜。うぇーい 乁( ˙ω˙ 乁)

ボーボー燃えて、火のお世話が忙しい…にはならないストーブでした。適当に放り込んで、別の事ができる余裕があります。いい感じ♬

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