グリベル G12 ニューマチック [アイゼン]

山装備

グリベルのセミワンタッチの12本アイゼン。片足530g。グローブをしていても取り付け簡単です。

ワンタッチかセミワンタッチ、どっちにしよう?ということで、ICIとOD BOXで聞いてみると、セミワンタッチを勧められました。アイゼンが外れる可能性が減るとのこと。

さぁ、次はどのメーカーのどのモデルを買うか。

ステンレスのブラックダイヤモンド セラック クリップかクロモリのグリベル G12 ニューマチックか迷いました。セラックのほうが100g軽いというのは魅力的、しかも錆びにくい。OD BOXの店員の方曰く、ステンレスのほうが強度はあるよとのこと。

どっちにしようかと思いグリベルのサイトを見ていると、こちらを目にしてしまい、グリベルを購入。

ステンレスVS クロモリ

ステンレスはクロモリより軽いか? No
ステンレスは、エッジをよりシャープ、より長く保てるか? No
ステンレスは低温時のコンディションに強いか? No(クロモリも同様)
ステンレスは雪の付着が少ないか? No
ステンレスはアイゼンを容易に製造できる素材か? No

↑ Emilio Ramusというイタリアの大学の教授が回答に答えているので、それなりに信用できるものと思われます。(その道の権威なんでしょうね。)

Alpinists have always been fascinated by technology. Often, when the utmost in structural form has been achieved, the attention moves to the tool’s material composition.

Today the discussion focuses on what is the best steel for crampons which some people think of stainless steel. This isn’t a new idea, many manufacturers have tried using it over the years, and Grivel has also carried out trials and tests on their crampons using stainless steel but with little success.

ステンレスをアイゼンの素材として使うというアイデアは今に始まったことじゃないらしいです。グリベルだけでなく多くのメーカーがすでに試した結果、クロモリがベストと判断を下した模様。

しかし、ブラックダイヤモンドがステンレスを採用したということは、それなりのエビデンスが確立され採用に踏み切ったんでしょうね。ステンレスのベネフィットが説明されたビデオでは「今までのアイゼンになかった多くの新しいテクノロジーを駆使して作った」とのこと。すべてのラインをステンレスにした世界最初のメーカーと自信満々でした。

さて、ニューマチックのお話に。セミワンタッチなので、後ろにコバがあれば取り付けられます。前コバのないGoroのS-8にはオプションの金コバをつければ取り付け可能。

雪がつきにくくするスノープレートがもれなくついてきます。

持ち運びはアイゼンケースに入れないと危険です。グリベルのケースに入れています。刃の当たる部分にはプラスチックの板が入っているのでケースが破れることはありません。フタ部分は一部メッシュになっているので雪が付いたまま入れても平気。

ケース

[追記 1/20]

岳人の2月号にも↑と同じ内容の記事が掲載されていました。アイゼンのラインナップも写真付きで紹介されているので、アイゼンを購入される方は参考にされるといいかと思います。

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